ユーロ・フットボール・アカデミーの指導哲学

ユーロフットボールアカデミーは「育成」を最も大切にしています。

育成において最も重要なことは細部の質だ。

元アーセナルFC監督アーセン・ヴェンゲルはの言葉です。

勝利を追い求めることはとても大切なことです。
それは選手の向上心やモチベーションを生み出します。

一方でアーセナルなど欧州のプロクラブアカデミーでは勝利を指導者が追及することはありません。
時には日本の小学生に大会で負けることもあります。
彼らの哲学はまさに育成にあります。
「今」ではなく、「未来」のためにプレーしており目先の結果にこだわりすぎないプロ意識があります。

育成は最終的なゴールから考える必要があります。
もし将来プロ選手として活躍したいと考えるのであれば、高い技術力は必要不可欠です。
それは少年期の神経的な発達の速さによる1対1の強さではなく、バランス・ボールタッチ・状況判断・決断力・動作連結・最適な姿勢など多岐にわたります。

さらに近代的なフットボールは判断スピードが要求されるようになりました。
失点をしない為にボールを前に大きく蹴る。ということは戦略的には正しいものですが、欧州スカウトが必ずチェックする項目の中に「激しいプレッシングの中での判断と技術」というものがあり、勝つために避けてしまえばそういった能力を高めることができません。

そういった多くのスキルをジュニア/ジュニアユース年代で習得しなければなりません。

私たちは勝利よりも成長を大切にしてます。

“細部の質にこだわり勝ち方にこだわる”それが私たちの哲学です。

健康とリカバリー

健康は非常に重要な育成要素です。
どれだけ能力が高くても怪我をしてしまえばプレーをすることができません。

怪我の予防のため「動作学習」と「リカバリー」を取り組んでいます。

体に負担の大きいボールの蹴り方や走り方を修正し、効率の良い身体の使い方を学ぶことで、受傷を防止することができます。

また、栄養やケアについてもクラブトレーナー監修のもとサポートをしております。
直接トレーナーがケアにあたることはもちろんのこと、個々のサポートプランを作成することで、受傷防止を図ります。

(摂取した栄養)-(生活で必要なエネルギー)-(トレーニングで消費するエネルギー)
=(成長につかえるエネルギー)

ということを前提に効率よくリカバリーを行えるようにカリキュラムを組んでいます。

選手の健康を守り適切な負荷のトレーニングを行うことで選手の将来を守りたいと考えています。